のどが詰まったような感じ、のどに異物があるような感じなど様々な違和感は、大きく分けて、
・実際にポリープや腫瘍がある場合
・のどに炎症がある場合
・のどには異常がないが心因性の違和感を感じている場合
に分類できます。
お話を伺って原因を探っていきますが、症状に応じて咽喉に実際にポリープや腫瘍がないかを確かめるために、喉頭ファイバースコープで喉頭の所見を確認する検査を行います。
検査でポリープや腫瘍が無いと確認された場合には炎症性の有無をファイバースコープから検討し、炎症も見られない場合には心因性を疑うことになります。
腫瘍やポリープが見つかった場合には近隣の病院を紹介いたしますので、そちらで治療を進めて頂きます。
炎症が起きていると考えられる場合は炎症を治療するお薬を処方いたしますのでそちらを服用して頂き、通院頂いた上で吸入治療を行ってゆきます。
また、なるべく大きな声を出さないなど、安静を保って頂きます。
心因性と考えられる場合にはストレスの有無をご自身で振り返って頂きながら、状況が芳しくない場合には専門医の受診をお勧めしています。
また、他に考えられる原因として、逆流性食道炎やアレルギーの場合もありますので、そのような場合にはそれに準じた治療を行ってゆきます。
